歯並びと口腔機能の関係性について【コラム】| 本町の矯正歯科|駅歩1分のDIGITAL-L 歯科・矯正歯科【公式】

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歯並びと口腔機能の関係性について【コラム】

2021.10.17

■お口の機能と歯並びの関係性

歯並びは、見た目の良し悪しだけでなく、お口の機能とも密接な関係があります。

親知らず・口腔外科

▼しゃべる機能との関係

私たちが言葉を発音する際には、舌が複雑に運動します。とくにサ行やタ行、ラ行は、舌が歯列の内側に接することで正しく発音できるのですが、歯列弓が狭くなっているようなケースでは舌足らずとなることが多いです。歯列弓の狭窄によって舌の動きが制限され、発音障害が現れるのです。また、歯と歯の間に不自然なすき間がある空隙歯列(くうげきしれつ)でも、息漏れによる発音障害が生じることがあります。

 

▼噛む機能との関係

そしゃくは、歯および歯並びの主たる機能です。歯並びが悪いと、噛み合わせに乱れが生じるため、そしゃく能率も低下します。その結果、特定の歯や顎の骨、間接などに過剰な負担がかかり、さまざまなトラブルを引き起こします。

 

▼飲み込む機能との関係

歯並びは、唾液や食べ物を飲み込む嚥下(えんげ)機能とも深い関係があります。私たちが何かを飲み込む際には、口を閉じて上下の歯列が噛み合いますが、そこに乱れがあると嚥下にも障害が現れます。

 

▼呼吸機能との関係

出っ歯や開咬(かいこう)といった歯並びの異常があると、口呼吸が誘発されます。正常な鼻呼吸が行えなくなることで、口腔乾燥を招き、感染症のリスクを増大させます。

 

▼まとめ

このように、歯並びはお口の機能とさまざまな面で関係しています。噛む以外の機能でも何らかの異常が認められる場合は、その背景に歯列不正や不正咬合があるかもしれないのです。

 

参考:当院の矯正治療に関するページ

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