INFORMATION 当院からのお知らせ 大人になって歯が抜けた!応急処置と治療法は?【コラム】 2021.10.17 ■大人になってから歯が抜けた!応急処置と治療方法は?歯が抜けるという現象は、誰しも子ども時代に経験します。乳歯は必ず永久歯に生え変わることから、適切な時期に脱落するものです。そうした歯の脱落が大人になってから起こると、慌ててしまいますよね。歯が抜けた原因にもよりますが、まずは応急処置を施すことが大切です。▼外傷によって歯が抜けた場合転んだ拍子に顔面を強打して、歯が脱落した場合は、できるだけ早く歯科を受診しましょう。抜けた歯の状態によっては、そのまま元の位置に戻せるかもしれません。その際、重要となるのが歯の根に付着している「歯根膜(しこんまく)」という細胞です。この細胞が生きているかどうかで歯の再植の可否がきまるので、歯根面をゴシゴシ洗うようなことは避けてください。牛乳に浸けて乾燥を防いだ形で保管しましょう。 ▼虫歯・歯周病で歯が抜けた場合虫歯や歯周病で歯が抜けた場合は、脱落しをもとに戻すことはできません。残念ながらブリッジや入れ歯、インプラント治療を受けることになります。患部はとても深刻な状態になっているので、そのようなケースでも早期に歯科を受診することが大切です。 ▼まとめこのように、大人になってから歯が抜けた場合は、できるだけ再植する道を模索した方が良いといえます。永久歯はもう二度と生えてこない歯なので、失った時点でブリッジや入れ歯といった補綴治療が必須となります。元に戻せそうな歯は、上述した方法で保管するようにしてください。 参考:当院の虫歯治療に関するページ参考:当院の歯周病治療に関するページ 前の記事 記事一覧へ戻る 次の記事